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ロジスティード

環境

環境分野における当社グループのマテリアリティ(重要課題)

  • 脱炭素社会への貢献
  • 循環型社会への貢献

環境方針

次の四つの方針に基づき、「環境に配慮した事業活動」を推進します。
また、地球温暖化対策については、グリーンロジスティクス(注1)を強化し、協力会社とも一体となって取り組んでいきます。

  1. 共同物流の推進
  2. モーダルシフトの拡充
  3. エコカーの導入とエコドライブの推進
  4. 環境配慮型物流センターの建設・運営
  5. 資源循環の推進
  1. グリーンロジスティクス:地球温暖化防止へ貢献する環境配慮型物流を意味し、主に以下により環境対策を推進するものであり、当社グループの事業コンセプトであるスマートロジスティクスの一環として展開しています。

1.事業所で発生する環境負荷の削減

電気、ガソリン、LPガス等の消費抑制、廃棄物の再資源化等

2.環境負荷の小さい物流・サービスの提供

CO2削減、資源循環による顧客への貢献

3.環境意識と環境管理のレベル向上

グローバルな環境意識向上と関連法規、会社規則の遵守

4.自然との共生と環境コミュニケーション促進

生物多様性・生態系保全と顧客・地域との環境協調

環境中長期目標(CO2排出量削減目標)

当社グループは、持続可能な社会の実現に貢献するため、2020年度に環境中長期目標2030/2050を策定し、CO2排出量削減に取り組んでいます。世界的に脱炭素社会実現への動きが一層加速するなか、当社グループは、2020年度に策定した環境中長期目標2030/2050を2021年度に、より意欲的な目標に見直しました。また、目標の達成に向けて脱炭素推進プロジェクトを立ち上げ、5つの分野(1.省エネ、2.電化、3.再エネ調達、4.創エネ、5.排出権取引)の取り組みを積極的に進めています。

環境中長期目標

環境中長期目標の詳細については、「統合報告書2022」をご覧ください。

気候変動に対する取り組み -TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への対応-

当社グループの経営理念は「ロジスティードグループは広く未来をみつめ、人と自然を大切にし、良質なサービスを通じて豊かな社会づくりに貢献します」であり、気候変動への対応についても、経営上の最重要テーマの一つと捉え、「脱炭素社会への貢献」をマテリアリティの一つとして特定しています。
また、気候関連リスク・機会への対応やCO2排出量削減のための取り組み等の促進に向け「脱炭素・循環型社会への貢献」を事業の注力分野と定めています。加えて、TCFD提言への賛同を2021年9月に表明するとともに、その提言内容に基づき、気候変動に対する取り組みとその情報開示を推進しています。

気候変動に対する取り組みの詳細は、「統合報告書2022」をご覧ください。

行動計画と目標

2022年度 行動計画と目標[国内]

行動と目標:脱炭素に向けた全社環境負荷低減活動の推進

環境行動計画

  1. 目標値は、グループ連結ベース
  2. 再資源化率=(再使用量+再生利用量+熱回収量)/ 総排出量
  3. グリーン購入率:E-sourcing Mall(電子購買システム)にて購入した事務用品の内、エコ製品の比率
  4. VC活動(Value Change & Creation):「LOGISTEED WAY」を実践する日々の改善活動。
    "会社が成長し続けること"と"従業員がやりがいを持って仕事をすること"を目的としている。

※海外の行動計画と目標は、国内に準じた対応可能な活動とし、各国法令を遵守

環境活動報告

2021年度 環境行動実績

対象範囲:当社および国内連結グループ会社(20社)。

環境活動実績報告

  1. グループ連結ベースの目標値と実績を記載。
  2. 最新型エコカーの種類:電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車、燃料電池車、天然ガス車、LPG車(併用車含む)、国が認定している「低燃費車(H27、H32年度燃費基準達成車)」、「低排出ガス車(H17、H21、H28、H30年度規制車)」、「ポスト新長期規制適合車(H28年度規制車)」。
  3. 再資源化率=(再使用量+再生利用量+熱回収量)/総排出量
  4. グリーン購入率:e-sourcing MALL(電子購買システム)にて購入した事務用品の内、エコ製品の比率
  5. 社外表彰案件
    1. 令和3年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰「物流DX・標準化表彰」受賞(国土交通省・経済産業省主催)
      件名:海上コンテナ転用による資材国内輸送と同一コンテナでの製品輸出
    2. 令和3年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞「有効活用部門賞」受賞(一般社団法人日本物流団体連合会主催)
      件名:内航船輸送を活用した九州ー関東間モーダルシフト輸送
    3. 第22回物流環境大賞「先進技術賞」受賞(一般社団法人日本物流団体連合会主催)
      件名:スマートウエアハウス(EC物流向けシェアリング自動倉庫)運営による環境負荷低減
    4. 2021日本パッケージングコンテスト「経済産業大臣賞」「テクニカル包装賞」ダブル受賞(公益社団法人日本包装技術協会主催)
      件名1:大型装置の国内輸送用梱包材開発「経済産業大臣賞(ジャパンスター賞)」
      件名2:洗濯機下部の組トレイ改善:円弧(大R)による辺の湾曲化「テクニカル包装賞」

サプライチェーン排出量算定

サプライチェーン全体のCO2排出量を把握し今後の削減につなげるため、2017年度から「スコープ3」についても算出しています。

サプライチェーン排出量(2021年度)

サプライチェーン排出量算定,スコープ1,スコープ2,スコープ3,Scope1,Scope2,Scope3

スコープ3のCO2排出量の内訳(カテゴリ別CO2排出量比率)

カテゴリ活動量比率
1
  • 外注委託輸送(トラック、鉄道、船舶)
  • 包装材購入額
  • 物品・サービス購入額
  • 販売車両の調達台数
72.7%
2
  • 設備投資額
7.0%
3
  • 電気使用量、燃料使用量
3.4%
4
  • 販売車両の調達時輸送
0.0%
5
  • 種類別廃棄物排出量
1.3%
6
  • 出張旅費金額
0.7%
7
  • 通勤費支給額
7.4%
8
  • 非該当
9
  • 非該当
10
  • 非該当
11
  • 販売した自動車の走行
4.3%
12
  • 購入した梱包材の廃棄量
  • 販売した車両の廃棄量
2.5%
13
  • リースした自動車の走行
0.6%
14
  • 非該当
15
  • 非該当

サプライチェーン全体のCO2排出量(スコープ3)の推移(t-CO2)

2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度
537,272557,860527,187496,788513,312

※上記は、国内排出量の連結ベースでの集計値です。

前年度以前の環境活動報告

環境データ

CO2排出量やエネルギー投入量など、環境に関するデータを下記にて一覧でまとめています。

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