2023年9月25日
ロジスティード東日本流通サービス株式会社は、公益社団法人日本包装技術協会主催「2023日本パッケージングコンテスト」において、「エレベータ部品木箱の段ボール化」がテクニカル包装賞を受賞しましたので、お知らせします。
包装対象となるエレベータ部品は、シャフト付きとブラケット付きの2種類の製品を1セットにしたもので、従来は木箱で包装していました。2つの製品は寸法が異なり、それぞれに応じた専用木箱を製作しなければならないため、包装完了までの工数が多いなどの課題がありました。
そこで、寸法が異なる2つの製品を纏めて包装できる共用包装材の開発に取り組みました。開発した共用包装材は、 スリーブ・トレイ・組仕切り・上部押さえパッキンの4点で構成され、全て段ボールを使用しています。
製品毎に専用木箱を製作する必要がなくなったため包装作業に必要な工数を50%削減、また、トレイ四隅の段ボールの耳部分をステッチ留め(※)ではなく、 テープ留めとすることで包装材廃棄工数も20%削減しました。さらに、包装材の調達から廃棄までの過程で発生するCO2排出量を43%削減することができました。
改善前・改善後の比較
※ステッチ留め:段ボール接合時に、大きなホチキスのような機械を用いて金属の針で留める方法
ロジスティードグループは、最も選ばれるソリューションプロバイダーをめざし、事業・業界を超えた協創領域の拡大を図り、新たなイノベーションを実現していきます。
■ロジスティード包装ソリューション(包装設計サービス)
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