精密機器メーカーであるお客さまが、新たな生産拠点をタイに構えるにあたり、部品の調達物流業務を計画段階から一括請負しました。国内でのノウハウも活かし、現地での調達物流体制をお客さまとともに最適設計。段階的な立ち上げ期の物流ニーズの変化にも的確に対応しました。
タイ工場の新規立ち上げにあたり、広域にまたがる多数のベンダーからの調達物流費の低減が課題となっていた。日本国内で効率化につながっていたミルクラン方式の導入を希望されていた。
新工場には、部品保管用のスペースが少なく、生産ラインに同期して部品が供給される仕組みを構築する必要があった。
お客さまは新工場で段階的に生産立ち上げを行うことを計画されていた。つまり、輸入品調達や現地調達部品の種類と量の変化なども加味した、フレキシブルな物流体制の構築を求められていた。
複数ベンダーからの生産部品をまとめて集荷するミルクラン方式をベースとして、集荷ルートの最適化をめざし幾度ものシミュレーションを実施。
コストを最低限に抑える輸配送プロセスの合理化を図っています。
お客さまの新工場近隣に、当社にてクロスドック(XD)センターを設立。戦略的な拠点配置によって、効率的な部品集荷と工場へのJIT納入の両立が可能になりました。
お客さまの生産立ち上げ状況に応じたクロスドック(XD)センター運営を実施。倉庫スペース・作業人員・車両もフレキシブルに増減させ、コストを抑制しつつ、新工場の立ち上げ期を柔軟にサポートしました。
海外にも広いネットワークを構築しているロジスティードは、物流拠点運営のノウハウと先端のIT(情報技術)、LT(ロジスティクス技術)も駆使し、グローバルなSCMにおけるお客さまの課題を解決するための適切なソリューションを提供します。
システム構築から拠点運営、輸配送まで当社が一貫して請け負うことで、お客さまはコア事業である製造にリソースを集中。お客様のグローバルビジネスの展開を、私たちロジスティードは物流面からサポートしています。
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