第59回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会が23~25日に開催され、10000m1組では筱嵜選手が2位,川上選手が8位と上位でゴールし、5000mでは出場した3名が全員揃って決勝進出。Ndiku選手は1500と5000mの2種目で2位入賞を果たし、山口選手,長谷川選手,筱嵜選手はそれそれの種目で自己記録を更新するなど、各種目で存在感のある活躍をみせた。
順位 | 出場者 | 記録 |
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1組 2位 (総合19位) | 筱嵜 昌道 | 28:57:19 自己新記録 |
1組 8位 (総合32位) | 川上 智幸 | 29:12:92 |
レースは最初の1周(400m)こそ遅かった(73秒/周)ものの、その後は安定したペース(69~70秒/周)でレースが展開し、筱嵜選手は中盤の位置で、川上選手は最後尾でレースを進めた。安定したペースは8000mまで続き、23分20秒で通過すると徐々にペースアップし、ラスト1周では先頭集団が6名に絞られた。筱嵜選手はラスト1周を61秒で走り2位でゴール。自己記録を更新する走りをみせた。8000mあたりから遅れ始めた川上選手も最後まで粘りきり8位でゴールし、両選手とも上位でゴールする活躍をみせた。
自己記録を更新する筱嵜選手(No.67)
順位 | 出場者 | 記録 |
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1組 1位 | J.Ndiku | 14:03:60(決勝進出) |
2組 8位 | 長谷川 誠 | 14:10:17(決勝進出) |
3組 7位 | 山口 航 | 13:57:09(決勝進出) 自己新記録 |
午前10時50分から行われた予選1組に出場したNdiku選手は終始レースの主導権を握り、余裕を持って1組1位で決勝進出を決めた。つづく2組に出場した長谷川選手は初の全日本出場にも関わらず、冷静なレースを展開し、8位でゴール。決勝進出を決めた。 山口選手が出場した予選最終となる3組はハイペースでレースが展開。2000mを5分37秒で通過すると、1周を66秒にペースアップし、外国人選手が引っ張る先頭集団は最後までそのペースをキープ。山口選手はラストでやや遅れをとったものの、後半の3000m(2000m~5000m)を8分19秒で走り7位でゴール。自己記録を更新する走りで山口選手も決勝進出を決め、出場した3名全員が決勝に進出する活躍をみせた。
(決勝に進出できるのはエントリーされた77名中、27名のみ)
自己記録を更新する山口選手(No.64)
順位 | 出場者 | 記録 |
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2位 | J.Ndiku | 13:34:06 |
20位 | 長谷川 誠 | 13:56:83 自己新記録 |
23位 | 山口 航 | 14:08:25 |
午後7時30分から行われた決勝ではペースが安定しないレース展開の中、3000mを縦長の集団でNdiku選手が8分16秒,山口選手と長谷川選手が8分22秒で通過。その後、大きな集団は崩れたが優勝争いはラストまで縺れ込みNidku選手が残り200mでスパート。激しい混戦の中、最後にDaniel選手(富士通)にかわされたが、2位入賞を果たした。一方、4000mを11分13秒(3000m~4000mを2分51秒)で通過した長谷川選手は4000m~5000mを2分43秒で走りきり、自己記録を更新する13分56秒83でゴールした。山口選手も4000mを11分14秒で通過したが、予選の疲れからかペースが上がらず、苦しみながらも14分08秒25の纏める走りでゴールした。
自己記録を更新する長谷川選手(No.65)
順位 | 出場者 | 記録 |
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1組 2位 | J.Ndiku | 3:56:00(決勝進出) |
午前10時20分から行われた予選1組にNdiku選手が出場。昨日のレースの疲れが残るものの余裕をもって2位でゴール。決勝進出を決めた。
順位 | 出場者 | 記録 |
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2位 | J.Ndiku | 3:47:24 |
午後3時30分から行われた決勝ではペースが小刻みに変動する駆け引きのレースとなり、混戦の状態でラスト1周へ。疲れのみえるNidku選手は、残り300mでのDaniel選手(富士通)のスパートに付いて行けず2位でゴール。入賞ながらも大会3連覇を逃す悔しいレースとなった。
混戦の中、ラスト勝負に出るNdiku選手(No.68)
混戦の状態でラスト1周に入るNdiku選手(No.68)
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