当社グループでは、地球環境保全は人類共通の重要課題との認識のもとに、環境と調和した持続可能な社会の実現を経営の最優先課題の一つとし、地球にやさしい「良き企業市民」をめざして、環境管理体制を作り全社を挙げて取り組んでいます。
当社は、経営理念に基づき、当社の事業活動における環境問題への取り組みに対する指針を「環境保全行動指針」として定めています。
1992年8月に環境専任部署を本社に設置して以来、環境負荷低減を進め、現在はグローバルな"環境に配慮した事業運営"に向け、グループで一体となった活動を展開しています。
環境担当の副社長執行役員を責任者とする本社経営戦略本部サステナビリティ推進部が、取締役会および執行役員会議の監督のもと、環境経営全般の実務の責任を負うとともに、グループ全体を統括しています。
当社グループでは、経営層が参加する会議において、環境対策への理解促進と指導の徹底を図っています。また、環境指導を行う環境エキスパートの養成にも力をいれています。
全国各地の事業所・物流センターでは、地球温暖化防止に向け、省エネ、節電対策をはじめ、さまざまな施策に取り組んでいます。
環境に配慮したグリーンロジスティクスの取り組みを強化し、環境対策を推進しています。
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当社グループは、一般社団法人日本物流団体連合会(以下、物流連)の会員企業として、理事に就任し団体の幹部の役割を担っているほか、物流連の環境委員会の委員を務め、気候変動問題を含む環境対策の意見提示等により、物流連の活動を支援しています。
物流連は、物流業界の気候変動対策を含む環境対策を主導し、業界を代表して行政への働きかけや物流業界の課題であるモーダルシフトの拡大の基盤づくり等の活動を展開している団体です。
国際環境非営利団体CDPより、「気候変動レポート2023」においてその取り組みや情報開示が優れた企業として、リーダーシップレベルである「Aー(Aマイナス)」の評価を4年連続で受けました。
公益社団法人日本包装技術協会主催「2023日本パッケージングコンテスト」において、「エレベータ部品木箱の段ボール化」がテクニカル包装賞を、「試薬交換ロボット用スロープ付き輸送梱包箱」が大型・重量物包装部門賞をそれぞれ受賞しました。
グループ会社のロジスティード東日本株式会社が、燃料電池トラック(FCV)を当社グループで初めて導入しました。今回導入したFCVは、水素と酸素を反応させて電気を起こす発電システムを搭載し、走行時にCO2を排出しないため、環境に配慮した次世代の車両として注目されています。
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