ページの本文へ

ロジスティード

2023年1月11日

令和4年度物流パートナーシップ優良事業者表彰
「グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」 を受賞

株式会社日立物流は、経済産業省、国土交通省、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会が主催する令和4年度物流パートナーシップ優良事業者表彰において、江崎グリコ株式会社、グリコチャネルクリエイト株式会社、サプライヤー各社と共同で取り組んだ「川上から川下までのトータル物流効率化による、環境・労働負荷軽減と持続性向上~マザーセンター設置によるBtoB中小規模配送網効率化~」が、「グリーン物流パートナーシップ会議特別賞」を受賞しましたので、お知らせします。


この表彰は、環境負荷の低減、物流の生産性向上など、持続可能な物流体系の構築に向けて荷主企業・物流事業者が連携した取組みを普及促進するため、特に顕著な功績があった事業者を表彰するものです。今回、荷主企業とともに取り組んだ物流効率化による、環境・労働負荷軽減と持続性の向上が評価され、共同で受賞することができました。

取り組み概要

首都圏における「オフィスグリコ」の製品供給は、これまでサプライヤー各社が首都圏に30あるグリコチャネルクリエイトの販売センターへそれぞれ高頻度の小口配送をしており、荷降ろしも手作業で行うため作業者への負担がかかっていました。今回、マザーセンターを立ち上げ、マザーセンターから各販売センターに巡回配送する方法に変更したことで、納品頻度を高めながら、配送車両の大幅な台数削減とCO₂排出量削減を実現しました。また、販売センターで余分な在庫保管が不要になり、空いたスペースに近隣の販売センターの在庫を保管するなど、販売センターの集約にもつながりました。荷役作業効率を考慮し、マザーセンターへの納品はパレット、マザーセンターから各販売センターへはカゴ台車を使用することで、荷降ろしの手作業と時間を削減しました。さらに、一部エリアでは他社製品と共同配送を行うことで、配送効率の向上を図っています。

取り組みイメージ図


マザーセンターの設置による配送の効率化の仕組み

効果

・配送に使用するトラック台数を94%(51,480台)削減 (54,600台/年→3,120台/年)
・トラック台数の削減により輸送時に排出されるCO2を61%削減 (130.6t-CO2/年→51.4t-CO2/年)
・販売センターの集約により事務所から排出されるCO2を11.3t-CO2/年 削減
・荷降ろし作業の効率化により作業時間を60%削減 (9,100時間/年→3,683時間/年)

当社グループは、経営理念である「広く未来をみつめ 人と自然を大切にし 良質なサービスを通じて 豊かな社会づくりに貢献します」のもと、さまざまな『協創』を通じた課題の解決と『価値』の創出に取り組み、お客さまとともに持続可能な社会の実現に貢献していきます。

【お問い合わせ先】

(株)日立物流  広報部       TEL: 03-6263-2803

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。