ニュースリリース

2025.08.20

DXで「健康起因事故ゼロ」へ
~オンライン医療と連携し社会課題の解決に挑む~

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ロジスティード株式会社は、IoTとAIを活用した安全運行管理ソリューション「SSCV®-Safety」を通じて、交通事故の未然防止に取り組んでいます。このたび、ヤマトホールディングス株式会社傘下の株式会社MY MEDICAとパートナーシップ契約を締結し、サービス連携に向けた検討を開始しましたのでお知らせいたします。両社は、「健康起因事故」の根本的な解決に向けて、DXを活用した新たな取組みを推進してまいります。

DXによる社会課題へのアプローチ

健康起因による交通事故は、物流業界における深刻な課題のひとつです。ロジスティードは、IoTで取得したドライバーのバイタルデータをAIで分析し、体調不良の兆候を早期に検知する「SSCV-Safety」を自社開発し、すべての自家車両に導入しています。一方、MY MEDICAは、自動車運送事業者の従業員の健康管理と重症化予防に向けて、オンラインで診療予約、診療、服薬指導、おくすりの配送、会計までをシームレスに受けられるサービス「MY MEDICA」を展開しています。
両社の連携により、DXを活用した予防医療と安全運行管理を融合させ、ドライバーの健康状態をリアルタイムで把握し、必要な医療サービスへスムーズにつなげることで、事故の未然防止を図ります。

検討の具体的な内容


  • 1.
    運転リスクの検知と医療支援の連携
  • 「SSCV-Safety」の運転リスク判定機能で健康リスクが高いと判定されたドライバーが、「MY MEDICA」のオンライン診療を受けられる仕組みを構築します。これにより、ドライバーへ早期治療を促し、健康リスクの軽減を図ります。

  • 2.
    システム連携による健康管理の精度向上
  • SSCV-Safetyが保有するバイタルデータとMY MEDICAが保有する治療状況を相互に連携することで、点呼時の体調確認の精度向上や、オンライン医療サービスの質の向上を図ります。DXによる情報の可視化と連携により、安全運行管理を強化します。

    今後の展望

    ロジスティードは、DXを活用した安全運行管理の高度化を通じて、物流業界における「健康起因事故ゼロ」の実現をめざします。今後も、テクノロジーで社会課題の解決に取り組み、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。


    ご参考

    株式会社MY MEDICAについて  ( https://www.mymedica.jp/新しいタブで開きます)

    運送事業者の従業員の健康管理と重症化予防に向けて、オンラインで診療予約、診療、服薬指導、おくすりの配送、会計までをシームレスに受けられるサービス「MY MEDICA」を2025年2月から提供しています。現在、トラック・タクシー・バス業界で、50社以上に導入されています。

    ・ニュースリリース

    MY MEDICA:ロジスティードと連携し、安全運行管理を強化 新しいタブで開きます


    ・SSCV-Safetyについて

    SSCV-Safety紹介ページ

    全日本物流改善事例大会で最優秀物流改善賞受賞(2025年6月26日ニュースリリース)

    「SSCV-Safety」を活用した取り組みで国土交通大臣表彰を受賞(2024年12月18日ニュースリリース)

    「Safety Driving Award 2024」でゴールド賞受賞(2024年11月29日ニュースリリース)

    お問い合わせ先

    ロジスティード(株) 広報部
    TEL:03-6263-2803
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