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日立物流

経営計画

経営環境

 当社グループを取り巻く環境は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による影響は回復傾向にあるものの、変異株による感染症再拡大や、米中対立・ロシアのウクライナ侵攻による地政学的リスク、世界的なインフレ率上昇に加え、従来からの気候変動、自然災害等の影響により、依然として不透明な状況が続いております。
 このような状況下、当社グループにおいては、日本国内の少子高齢化を背景とした労働力不足、新型コロナウイ ルス感染症の拡大、地政学的リスクの顕在化、気候変動、業界の垣根を超えた競争激化等の直面する経営環境の変化に対し、グローバルサプライチェーンの維持・強靭化のため、IoT・AI(人工知能)・ロボティクス、DX(デジタル・トランスフォーメーション)によるイノベーションで課題解決を図り、持続可能な社会の実現に取り組んでいくことが求められております。

基本方針

 日立物流グループは、ブランドスローガン「未知に挑む。」とビジネスコンセプト「LOGISTEED」を掲げ、「HB Way」と「LOGISTEED」の一体化で、経済価値のみならず社会価値・環境価値を創り上げます。

『LOGISTEED』 :LOGISTICSと、Exceed、Proceed、Succeed、そしてSpeedを融合した言葉であり、
         ロジスティクスを超えてビジネスを新しい領域に導いていく意思が込められています。

 2022年度から2024年度(自2022年4月1日至2025年3月31日)を対象とした中期経営計画(LOGISTEED 2024)では、事業の盤石化とグローバル展開を進め、めざすべき「アジア圏3PLリーディングカンパニー」に向けた重点施策を「DX・LT(Logistics Technology)・現場力でグローバルなサプライチェーン戦略パートナーへ」をスローガンに実行します。
そして、その先にある「経営ビジョン(グローバルサプライチェーンで最も選ばれるソリューションプロバイダ)」をめざします。

LOGISTEED2024

重点施策

【スローガン:DX・LT・現場力でグローバルなサプライチェーン戦略パートナーへ】
  • 海外事業の強化・拡大(アジア圏3PLリーディングカンパニーへ)
    • 重点エリアへの投資
      ・北米:シェアードミルクラン・幹線輸送ビジネスの拡大、工場向け一気通貫ロジスティクスの提供
      ・欧州:インターモーダル事業の広域化、欧州成長エリア・市場での事業拡大
      ・中国:自動化・省人化による安全・品質・生産性の更なる向上、高付加価値物流サービスの強化
      ・アジア:インド・タイ・インドネシア・マレーシア他での投資・事業拡大、コールドチェーンの展開、地域・域内ネットワークの強化
    • M&A (フォワーディング、輸送事業)

  • 新たな付加価値による事業領域の拡張(LOGISTEEDの加速)
    • サプライチェーンの課題解決、DXによる可視化と最適化の提案
    • 製造と物流の境界領域における新サービスの拡大、VAS(Value Added Services)の展開

  • スマートロジスティクスの進化
    • システムと機械が連動した自動化・省力化、DXによる労働環境の向上
    • 三温度帯倉庫や危険物倉庫などの倉庫機能強化・充実化
    • SSCV(輸送デジタルプラットフォーム)の活用による輸送事業強靭化とドライバー不足(2024年問題)・脱炭素化への対応

  • ESG経営の基盤強化
    • 災害対策・リスクマネジメントの遂行
    • 脱炭素活動の加速
    • 高度かつ持続的な安全・品質活動
    • VC(Value Change & Creation)活動の継続・拡大
    • DX・LT・グローバル展開のための人財強化

(詳細は、下記の「中期経営計画」をご参照下さい。)

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