ページの本文へ

ロジスティード

2020年10月1日

「 SSCV~スマート安全運行管理システム~」に関する特許取得のお知らせ

株式会社日立物流は、輸送事業のデジタルプラットフォームサービスである『SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)~スマート安全運行管理システム~』に関する特許を2件取得しましたので、
以下のとおり、お知らせいたします。

1. 特許の概要

発明名称 管理支援システム(事故リスク通知)
特許番号 特許第6684295号
登録日 令和2年3月31日
特許権者 株式会社日立物流
発明の内容 車両に搭載した各種センシング機器が感知した生体情報・車両挙動をもとに、ドライバーの事故リスクを予測します。車両の走行場所が高速道であるか一般道であるかも加味してデータを解析し、真に事故リスクが高く危険と判断したときには、管理者に通知することができます。
発明名称 管理支援システム
(ドライブレコーダー動画切り出し通知)
特許番号 特許第6714036号
登録日 令和2年6月8日
特許権者 株式会社日立物流
発明の内容 車両に搭載した各種デバイスが感知した生体情報・車両挙動から、ドライバーの事故リスクを予測し、真に事故リスクが高く危険と判断したときには、ドライブレコーダーから切り出したショート動画とともに管理者に通知することができます。

2.『SSCV(Smart & Safety Connected Vehicle)~スマート安全運行管理システム~』について

SSCVは、次の3つの機能で構成された輸送事業のデジタルプラットフォームサービスです。

(1) SSCV-Smart(見積・受発注~配車・運行管理~会計事務管理)
煩雑な事務処理やコンプライアンス強化への取組みなど、輸送事業者が抱える業務課題をテクノロジーの力で解決し、スマートな働き方や経営を支援するためのデジタルプラットフォームです。


(2) SSCV-Safety(安全管理)
疲労科学に着目し、事故リスク低減をめざす安全運行支援技術です。運行する車両に、ドライバーの生体情報(心拍、脈波、眼の開度など)、車両の挙動などのセンシング機器を設置し、そこから吸い上げたデータをAIが分析し、危険運転の予兆(疲労、眠気、注意散漫など)として真に事故リスクが高く危険と判断したときに、ドライバーや運行管理者にアラートを発し、事故を未然に防ぐ仕組みとなっています。


(3) SSCV-Vehicle(車両管理)
最適な予防整備により車両故障に起因する事故リスクを低減する、車両管理支援サービスです。


※SSCV、Smart & Safety Connected Vehicleは㈱日立物流の登録商標です。

なお、この度取得した2件の特許は、「SSCV-Safety」に関するものです。

当社グループは、『SSCV』の開発を通じて、輸送事業者が抱える課題の解決と事業成長を支援し、社会インフラとしての物流の発展に貢献します。

【お問い合わせ先】

㈱日立物流 人事総務本部 法務部 知財グループ TEL: 03-6263-2815
㈱日立物流 経営戦略本部 広報部        TEL: 03-6263-2803

Adobe Readerのダウンロード
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社)のAdobe® Reader®が必要です。